テニスの歴史。8世紀フランスでは、「ラ・ソーユ」と呼ばれる球技が始まりました。11世紀以降、中世フランスの修道院では、「ジュ・ド・ポーム(手のひらゲーム)」という、文字どおりの「手のひら」を使ったゲームが盛んになりました。
テニスの歴史は、エジプトの壁画(紀元前15世紀ごろ)に源流を確認する事が出来ます。約4000年前のエジプトには、ボールや今のラケットに似たものがあったようですね。この球技、、古代ローマ帝国でも行われていたようです。
8世紀フランスでは、「ラ・ソーユ」と呼ばれる球技が始まりました。11世紀以降、中世フランスの修道院では、「ジュ・ド・ポーム(手のひらゲーム)」という、文字どおりの「手のひら」を使ったゲームが盛んになりました。イスラム教徒が、宗教的行為として行っていたものを、キリスト教徒が模倣したとも、言われておりますね。この頃は、まだ、手のひらや手袋などでボールを打ち合っていて、現在のラケットの原型が登場するのは、14世紀のイタリアだそうです。
1505年には、初の国際大会が開催。ヴェルサイユ宮殿にはテニスコートがありまして、フランス革命直前、1789年6月20日の「テニスコートの誓い」は、歴史的にも有名な事として知られている。
現在のような形のテニスの歴史は、1873年12月、イギリスのウォルター・クロプトン・ウイングフィールド少佐なる人物が「ローンテニス」というパンフレットを作成・発表した事に由来。この少佐、1874年2月23日、このゲームに3年の特許を取得。テニス用具セットも販売!あっ!という間に広まった、ローンテニスの競技。その後、改良が加えられ、1877年には、第1回ウィンブルドン大会が開催。
その後は、
・1881年に全米のシングルス選手権
・1891年にフランス選手権
・1905年にオーストラレーシア選手権
と開催されていき、世界的な競技となっていくのでした。